観てきましたよ、アバター。
正直、あまり好みの映画ではなかったけれど、映画史の中で新しい映像表現の記念碑的な作品になるかもしれないと思い行ってきました。
映画に行くというより、イベントやお祭りに行くという感じで、観る前からわくわく。
内容は予告を見て想像したとおり、今までに何度も観たような古典的なもので、可もなく不可もなく。
3Dは予告で観たときとは違って奥行きがあり、特に屋外の風景が壮大になればなるほど、3Dで観ていることを忘れるくらい自然。
屋内で人がたくさん出てくる場面は、焦点が一カ所に集中していて、他がぼやけてしまい不自然だった(奥行きを出すために描き割を重ねた様にも見える)。
小さなな空間で人間を近くで見せるより、スケールの大きな映像を見せるのに向いていると思う。
映画を観たというより、アトラクションに乗ったような感覚だった。
しかし本当にお約束通り安心して観られる内容で「3Dを駆使して新しい映像を観せる!」という意味では、そのくらいの方が良いのかもしれない。
アメリカ人の嫌なとこがものすごい出ていて(ジェームズ・キャメロンはカナダ人)、米軍批判が露骨すぎて心配になったら、やはり米軍やカトリック教会など保守派から批判されているそうだ。
2Dで観ると本当に新しくない映画だと思うので、少しでも気になったら劇場へ行くことをお勧めします。
3時間近い上映時間も長く感じなかったし、お祭りみたいで楽しかった。
ものすごいドライアイにはなったけど…
迷っているなら観た方がいいです。
観て損はないはず。
これから3D作品がもっと増えるだろうけど、アクションやSF以外の作品を3Dにするメリットが今のところ全く感じられないので、まだまだ主流にはならないんじゃないかな。
それに、どんなにすごい映像を見せられても、16ミリで撮られたようなシンプルな映画が好きだ…
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by mami-131
| 2010-02-01 23:05